フェルミ推定(Fermi estimate)とは、実際に調査するのが難しいような、とらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算するものです。
これは、結論から考えて解決に必要なデータを洗い出し、手元にないものは類推することによって、概算に迫ろうというテクニックといえます。
ポイントは、①一見つかみどころがない事象を単純化して計算を容易にし、概数を算出すること、そして、②いかに枝葉を切り捨てられるか、でしょう。
「もっとこういう推測のしかたがあったはずだ」という振り返りはするものの、「正解にどれくらい近似値だったか?」というのは考慮しません。
推定の精度を高めるためには、用いる仮定や推定の誤差をできるだけ小さくする必要があります。つまり、①最も影響が大きくなりそうな要素を見つけ、②影響が大きい要素をさらに分解するのです。